【医療相談】小児検診で「ゆごうし」と言われた

Question

子供が歯科検診で、「癒合歯(ゆごうし)」と言われました。何か気をつけることはありますか?

Answer

隣り合う2本の歯がくっついている歯を癒合歯といいます。2本の歯のつなぎ目がはっきりしている場合と、つなぎ目がはっきりせず大きな1本の歯のように見えることもあります。多くは乳歯ですが、まれに永久歯にもみられます。ほとんどは前歯にあらわれ、上より下の歯に多い傾向です。原因は明らかになっていません。
癒合歯に特別な処置をすることはあまりありませんが、いくつか気をつけることがあります。

    1. 癒合している部分は溝状になっているので、そこに汚れ(プラーク)が溜まりやすくなり、むし歯になるリスクは高くなります。見えない歯の裏側までしっかり磨きましょう。
    2. 乳歯の癒合歯では生えかわる永久歯が1本少なくなることがあります。歯の数が少なくなるので歯並びに影響することがあります。
    3. 永久歯の生えかわりがうまくいかないことがあります。乳歯が抜けるべき時期に自然に抜けないことがあるので、その時は抜歯する必要があります。

特に処置が必要ないといってもレントゲン写真をとって永久歯の数を確認して起こりえるリスクを予想し、定期的に経過を見ていくのがいいでしょう。

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つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて、つくば駅から車で6分の当院(医療法人社団洸友会 つるみ矯正歯科)院長による歯科医師の立場からの質問への回答が掲載されています。過去に掲載された記事もバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。