【医療相談】歯には「キシリトール」がいいと聞きますが、どうですか?

キシリトール つくばの歯医者さん 虫歯予防

Question

歯には「キシリトール」がいいと聞きますが、キシリトールって何ですか?

 

Answer

コマーシャルでたびたび耳にするキシリトール。今では市販のチューイングガムの80%がキシリトール入りになりました。キシリトールは白樺や樫などの樹木に含まれる「キシランヘミセルロース」から作られる天然素材の甘味料です。

カロリーは砂糖4.0kcal/gに対しキシリトールは3.0 kcal/gとやや少なめですが砂糖と同等の甘味があります。砂糖と同じ甘さの糖分なのになぜむし歯にならないのでしょう。

キシリトールと砂糖は分子構造に違いがあり、この差からむし歯菌のミュータンスはキシリトールを取り込んでも、むし歯の原因である「酸」を作ることができないのです。それどころかキシリトールを取り込み続けたミュータンスは無駄なエネルギーを使って疲弊した結果、力が弱まってしまうのです。

いろいろなキシリトール製品がありますが、代表的なのがガム。ガムをかむ時はミュータンス菌にキシリトールを与えるため、最初のツバはすぐに飲みこまず2分程度口の中に回しましょう。ガムが苦手の方にはタブレットでも。キシリトールはフッ素と併用することで効果が高まりますので、フッ素・キシリトール入り歯磨き剤もおすすめです。

 

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

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