【医療相談】口が乾いて食事がしにくくい、これってドライマウス?

ドライマウス_口腔乾燥症_drymouth

Question

以前より口の中が乾いて食事がしにくくなった気がします。「ドライマウス」でしょうか?

Answer

唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥している状態を、ドライマウスと言います。緊張やストレスによる一時的な場合と、常に乾いている場合とがあり、3ヶ月以上続く場合をドライマウスと診断します。自覚症状は様々で、口の中がパサパサする、クッキーやパンが食べにくいなどの乾燥に直結したものから、口臭が気になる、虫歯が増えた、口内炎ができやすいなどの訴えもあります。

一番多いドライマウスの原因は、薬の副作用です。ストレス、老化、噛む力の低下なども原因として考えられます。治療法としては、まず薬剤の影響が疑われる場合は、医師に薬剤の変更が可能か相談して下さい。口腔内のケアも大変重要です。ブラッシングによる歯垢(プラーク)の除去、保湿剤を使った粘膜保護などです。アルコールのとりすぎに注意する、禁煙する、ストレスをためない、口呼吸をしない、正しい食習慣、食べるときはよく噛む、といったことも大切です。

 

【お口のお悩み相談コーナーとは】
つくば市を中心に無料で配布されているフリーペーパー「つくまる ~つくばまるごとマガジン~」の中で連載されている『街のお医者さん つくまる相談室』にて当院歯科医師の回答が掲載されています。過去に掲載された記事をバックナンバーとして当院ホームページにて掲載しております。

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